HACCPモデル工場の完成 ”食の安心安全工場”
HACCP(ハサップ)とは
HACCPとは、1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の方式です。Hazard Analysis Critical Control Pointの頭文字からとったもので、「危害要因分析重要管理点」と訳されています。
近年、食品の安全(食品事故防止)の為に食品業界では、アメリカNASA航空宇宙局で開発されたHACCP(世界共通の衛生管理)が多く導入されています。日本では2018年6月に国会にて制度化がきまり、2021年6月より義務化されることとなりました。又、より安全な食品を大量に作る為には『良い施設』と『安全な作り方』が要求されます。
”HACCP認証”の取得はその規格(コーデックスガイドライン=国際規格)に基づいた製造を行っていることの証明となります。HACCPシステムは食品製造においては欠かすことができません。
そしてビジネス上の取引には必須の条件となります。当グループのHACCP認証協会では1997年から地域保健所、農林水産省、厚生労働省、経済産業省と協働しその普及に努めてまいりました。
近年、大手企業では80%程度普及していますが、中小零細企業ではHACCPをどう展開したら良いか分からず足踏み状態の企業も多い様です。
HACCP認定取得後はHACCP認証マークを認証製品、名札、パンフレット、看板等に使用することができます。HACCP認証されたことをきっかけに、広報にも力を入れることができ、認証企業は過去最高の売り上げと利益となった企業もあります。
HACCPメンテナンス株式会社では
HACCPメンテナンス株式会社は、HACCPをどう展開したら良いか分からず、悩んでおられる企業様のお力になれるようにと企画、起業致しました。当グループ会社のHACCP認証協会をはじめ、HACCP認証コンサルタント株式会社と協働しこの”HACCPモデル工場”を完成しました。ぜひご見学に来てみてください。※ご見学の際はお問い合わせにて受付致します。
大きな工場ではなく中小零細企業、レストラン、飲食店、菓子店、鮮魚店、青果店、カット野菜工場などでも実践できる小さな工場をモデルにしております。
・冷蔵庫、冷凍庫はどう管理すれば良いか
・仕入れる物はどんな確認をして仕入れれば良いか
・仕入れた物はどんな保管管理をしたら良いか
・そこで働く人はどんな教育を受けてどんなことを知っておかなければならないのか?
・食中毒を起こさない為にはどんな調理をすれば良いのか?
HACCP認証工場になるためには
要求される施設面の衛生(GMP=ハード)とその施設を使って行う作業の手順書とルール(マニュアル=ソフト)が必要になります。
現場作業手順やルールを文書化・可視化しておけば、誰が作業しても同じ仕上がりになります。手順を文書化しておかないと、作業者の勝手な判断などで手順が変更されることがい多いと言われております。
基本の衛生管理システム(7S)から学ぶことがもっとも重要です
①5S(整理・整頓・清掃・清潔・習慣)+2S(洗浄・殺菌)=7Sのシステムを作り、7S実行委員会を立ち上げる
②7S実行委員会で作った仕組みを一般的衛生プログラム(PRP)や作業の手順書(SOP・SSOP)を定め実施する。また確実に実施した記録を行う。
③製造工程のハザード分析を行い、その作業場の弱点(ここをいい加減にすると食品事故・食中毒・異物混入になるという危険なところを見つけ出す)をしっかり管理する(CCP)
HACCP認証取得するための認証工場を創るには
HACCPメンテナンス株式会社では、HACCP認証を取得したい企業へのコンサルティングから工場設計、工場の製造まで承っております。それではHACCP認証工場に向けた施設づくりをご紹介致します。
HACCP義務化の対応に向けてぜひご検討、お問い合わせください。
HACCP認証工場になるための施設その1 手洗い施設
手を洗うことは、主に食中毒の予防につながる。
人は、日常生活において様々な物に手を触れます。
この時、微生物が人の手に移り、そのままの手で食品を取り扱った際にはこの微生物が原因で食中毒を起こすことがあります。
例を挙げるとノロウィルス・O-157・カンピロバクターは少数でも食中毒を引き起こします。手を媒介して病原微生物が移動するのを防ぐために徹底した手洗いを行う必要があります。
HACCP認証工場になるための施設その2 ダスター・フキンの識別管理
ダスターは使い分けの一つの目安として色分けする。
ダスターは視覚的に誰もが理解しやすいように色分けします。
これにより衛生面とダスターの使用用途の管理ができます。
『ダスター』『フキン』の洗浄に関して、単に洗剤だけでダスター、フキンを洗っても細菌は残存します。
家庭とは異なり、使用回数もかなりの数となりますので、用途別に色分けし枚数を決めてどの様な状態になったら新しい物と交換するといったルールを決めることが大事です。『ダスター』『フキン』は取扱に注意しないと、手と同様に汚染源になりかねません。管理の徹底が工場、厨房の衛生を左右します。
HACCP認証工場になるための施設その3 靴洗い場
作業靴は常に清潔にしておく。
作業靴の洗浄は作業終了後に行い、乾燥できる状態で保管します。作業中についた汚れや食品残渣は作業後に確実に洗浄しておかないと保管中にバクテリアが増殖してしまいます。
特に靴底の溝には食品残渣が残っている事が多いのでブラシを使って洗浄することが必要です。
HACCP認証工場になるための施設その4 HACCPマニュアル記録集の管理
記録を取る意味とは。
食品事故やクレームが起きた場合、原因究明や再発防止のために、是正措置の構築が必要です。
記録を取っていることで確認を速やかに行うことができます。記録がされていなかったり、整理がされていないと、クレームやエラーが発生した場合の対処に時間がかかり、結果的には会社全体の信用を失うことになります。
記録は皆様が正しく作業を行ったことの証明です。
記録がされてない場合、正しい作業が行われていないことと見なされる為、正確に記録をとり、習慣化することがとても重要です。
そしてHACCP認証工場へ
HACCP認証取得には施設創りがもっとも重要
HACCP認証グループでは
HACCP認証を取得するためには食品の衛生を管理する人材を育てることと施設創りがもっとも重要です。
マニュアルの構築、従業員教育をはじめ施設面のサポートも行っております。
ぜひお問い合わせくださいませ。
HACCPメンテナンス株式会社が取り扱う商品一覧のご紹介
電解 次亜塩素酸水生成装置 ハイジョキンⅡ
ハイ・ジョキンⅡの生成水は微酸性電解水(pH5.0~pH6.5)でほとんど中性に近く、主成分である次亜塩素酸10~80ppm(厚労省・殺菌料指定)範囲の除菌水です。
ハイ・ジョキンは手をかざすだけで電解次亜塩素酸水を自動的に生成し、一定時間で止まる、とても衛生的な洗浄除菌水生成装置です。
食中毒等の感染防止対策などに大変役立っています。
●除菌(病原菌・カビの除去)→食中毒対策に確かな効果
●環境に優しく、安心、安全(食品添加物指定)
●捨て水不要で経済的(0.5Lの専用液で約500Lの次亜塩素酸水を生成)
※本装置は微酸性電解水(次亜塩素酸水)の生成装置です。(pH5~6.5)
電解 次亜塩素酸水(酸性電解水) ハイジョキンⅡの効果
野菜の根っこなどにはこのような微生物や細菌が繁殖しています。
ハイジョキンⅡで殺菌した様子です。
動画を見てもらうとわかりますが
細菌や微生物まで跡形もなく消え去りました。
ハイジョキンⅡはここまでの殺菌能力をもっております。
※当社ハイジョキンⅡを使用しての実証実験をしております。
電解 次亜塩素酸水(酸性電解水) ハイジョキンⅡの主な利用用途
病院・老健施設での衛生管理
学校や幼稚園・カルチャーセンターなど人の集まる場所での衛生管理に
スーパーマーケットのバックヤードなど食品取扱いの場所に(食材に使えます)
レストラン厨房・給食センターなどの場所に(食器、食材に使えます)
・器具・道具の除菌洗浄。
・清掃の際、拭き取りによる除菌
・噴霧などによる除菌
人体と環境にやさしいハイジョキンⅡ 食材や食器にも安心安全な除菌水
電解次亜塩素酸水は、厚生労働省より食品添加物として指定されています。
電解次亜塩素酸水は有機物に触れると瞬時に元の水に戻るため、排水時においては環境への影響がほとんどありません。そのため、次亜塩素酸ナトリウムのように排水時には希釈中和する必要がなく効率的です。
電解次亜塩素酸水は手荒れが少なく、頻繁に手洗いしても安心です。
手洗いをすることで施設の衛生管理も徹底できます。
次亜塩素酸水について、人の健康を損なうおそれはないことから、食品添加物として指定することは差し支えない(厚生労働大臣 坂口 力 宛 薬事・衛生食品審議会会長 内山 充 答申(薬食審第0327004号)H14.3.27)
電解 次亜塩素酸水(酸性電解水) ハイジョキンⅡの殺菌力
電解次亜塩素酸水は、幅広い微生物(細菌・ウイルス等)に対して効果があります。また、次亜塩素酸ナトリウムでは効果がない細菌芽胞に対しても効果を発揮します。
「ハイ・ジョキン」は主成分の次亜塩素酸(HClO)を含む洗浄除菌水を生成します。
一般的に殺菌料として使用されている次亜塩素ナトリウムは、200ppm(有効塩素濃度)で使用するのに対し「ハイ・ジョキン」の洗浄除菌水は30ppm(有効塩素濃度)の濃度で同等以上の除菌効果があります。その力の源は、次亜塩素酸の存在比率です。
右図のように次亜塩素酸ナトリウムは次亜塩素酸(pH9~10)の存在率が5%以下ですが、「ハイ・ジョキン」の洗浄除菌水(pH5.0~6.5)は次亜塩素酸の存在率95%以上と、約18倍も存在します。
ハイジョキンⅡは低濃度で除菌効果の高い「ハイ・ジョキン」の洗浄除菌水により優れた安全性と除菌効果、人・環境にやさしい安全・安心・エコな洗浄除菌水です。
除菌型洗浄剤 ジョキンメイト
「ジョキンメイト」は酸素の力で汚れを洗浄物より分離させ、包み込むことで再付着を防ぐ剥離型洗浄剤です。洗浄と同時に除菌ができるので、医療関係、食品関係の衛生管理面でも幅広くお使い頂いております。
主成分は炭酸塩、過炭酸塩、グルコン酸塩、有機キレート剤、植物性消臭カプセル、ヤシから抽出した天然脂肪酸(非イオン系界面活性剤)。毒性が高いと言われている界面活性剤 ABS、LAS、AOSなどは使用せず、人にも環境にもやさしい洗剤です。
効果と特徴
主成分は炭酸塩、過炭酸塩、グルコン酸塩、有機キレート剤、植物性消臭カプセル、ヤシから抽出した天然脂肪酸(非イオン系界面活性剤)。毒性が高いと言われている界面活性剤 ABS、LAS、AOSなどは使用せず、人にも環境にもやさしい洗剤です。
さまざまな業界で活躍しています
●医療業界では
院内清掃はもとより、衛生機器・手術機器の除菌洗浄、リネン類の除菌洗浄、付着血液の除去などにも使われており、様々な用途にご使用いただけます。医療現場での寝具(マットカバー)や白衣(血液の付着)、医療器具、食器類等使い捨てができない備品を衛生的に保つため「院内感染予防対策」として
●食品メーカーや外食産業では
調理器具、食器類のしつこい油汚れ、食品製造ラインでの機器洗浄・除菌、床や排水溝の清掃といった幅広い用途に、ご使用いただけます。毎日洗う食器類や厨房機器等のしつこい油汚れに、また食器生産工場のライン洗浄除菌に「衛生管理」として
●ビルメンテナンスでは
床や壁にこびりついた汚れ、マットやじゅうたんの染み込んだ汚れなどにも高い除去力を発揮します。
ハウスクリーニング、ビル、マンション、オフィス等の「環境衛生」として
「ジョキンメイト」の特徴は再付着を防止し、低発泡性で節剤、節水によるランニングコストの削減にもつながります。また、1次洗浄後のジョキンメイトを床の2次洗浄などに使い、その後、排水管に流すことにより排水管内のヘドロなども剥離し、悪臭も除去されるという2次、3次の作用があります。
植物性除菌型消臭液PCK 抗菌・抗カビ・抗ウィルス・消臭・脱臭・空気浄化作用消臭液
1.高い除菌消臭効果を発揮
除菌消臭効果を高める技術として植物エキスをはじめ酸化チタンとのコラボレーションで安全で確実な期待をご提案できます。
2.暗所においての抗菌
金属イオンとの複合により暗所においても、抗菌性を備えることが可能になりました。
各試験においてPCK-HVCの暗所、明所での抗菌効果が高いことが証明されました。
植物のチカラが生んだ除菌消臭液
「PCK」は、樹木の中でも特に除菌作用の高い、ヒバ、ヒノキ、サワラなどの精油を主に配合しています。
例えば、ヒバの精油には優れた抗菌性を持つ「ヒノキチオール」が含まれており、その抗菌性は、最小発育阻止濃度(抗菌作用を発揮する最も少ない濃度)が、大腸菌では100μg/ml、黄色ブドウ球菌では100μg/ml。
1リットルの水に0.1g入っているだけで、大腸菌や黄色ブドウ球菌は近寄ることができません。
小さなお子さんがいる場所でも安心、安全にご使用できる除菌消臭液です。
医療機関でも幅広く利用可能
居住空間に気化した「PCK」が充満するだけで、アンモニア、硫化水素、トリメチルアミン、ホルムアルデヒドなどの揮発性有害物質や気分を害する臭気を抑え、細菌・カビ・ダニなどを除去、バクテリアやカビなどの発生に対して優れた抑制力を発揮します。
リラックス効果の優しい消臭液
「PCK」は、各公的検査機関での試験により、その作用・安全性が実証されている植物性除菌消臭液です。塩素系などの化学物質は一切含んでいませんので、体内への残留などによる健康への悪影響がなく、安心してご使用いただけます。さらに、「PCK」には、その樹草木の香りが副交感神経を刺激することで精神を安定させ、自然治癒力や免疫力と集中力などの生理機能を高める働きも確認されています。